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無料のWi-Fiに接続する前に知っておくべきこと

最終更新日: 2019.10.02

最近スターバックス等のカフェでノートパソコンを利用している人をよく見かけませんか?無料のWi-Fiを提供している場所が増えることで、ますます誰でも気軽に外でインターネットを楽しめるようになってきました。WI-FIは回線の速度も大抵は携帯回線よりも速く、使用量の上限もないので便利ですが、しっかりとセキュリティ対策を取らないと大きな落とし穴が待っています。特にパスワードで守られていない公共のWi-Fiは問題が起きやすいので、気をつけるべき点を整理し対応策についても見ていきます。

 

Wi-Fiって何?

Wi-Fi(ワイファイ、Wireless Fidelityの略)は無線LANとほぼ同義に使われ、無線でインターネットに接続するための標準規格です。スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど無線ネットワークの受信機能があればどんな端末でもケーブル無しでインターネットに接続ができます。接続の際にパスワードを要求することで利用者を制限することもできますし、パスワードを設定せずに誰でも自由に利用できるようにすることもできます。

 

気をつけるべきこと

カフェなどで提供されているWi-Fiはパスワードなしで誰でも気軽に使えるので便利ですが、不特定多数のユーザが同じネットワーク(LAN)に接続していることを理解しておく必要があります。同じネットワーク内のユーザは、例えるならば同じ家の中で違う部屋にいる人に似ています。すでに家の中にいるので、家の外からはできないようなことが簡単に出来てしまうのです。

 

それでは具体的に何に気をつければよいか見ていきます。

 

  1. 「https」の表示がないサイトでログインしない

Fbのhttps

 

同じWi-Fiネットワーク内のユーザは、無料のソフトを使って誰でも簡単に他のユーザがインターネットに接続する際にウェブサーバーに送る情報を読み取ることができます。普通の「http」のサイト(S無し)では、サイト名と共にユーザ名とパスワードが盗みとられる可能性があります。そこで、GmailやFacebook等の「https」の表示のあるサイトではパソコンからウェブサーバーに送らる情報にデジタルの鍵をかけます。途中で情報を読み取られてもその内容自体は鍵がかかっているため保護されます。
 
現在は多くのサイトのログインページでは「https」が使われていますが、今だに使っていないサイトも見かけます。使いたいサイトのログイン画面に「https」の表示がなければ、パスワードを盗みとられる可能性があるので公共のWi-Fiでは利用を控えましょう。「https」のサイトであっても、どこのサイトを見ているかを隠すことはできません。
 
ログインをしない場合でもhttpのサイトを使うのはリスクがあります。httpとhttpsの違いをより詳細に知りたい方は、こちらのページで解説していますので参照ください。
https://www.hack-cafe.net/why-http-is-not-safe/

 

 

  1. 検索には「https」が常に有効になっているGoogle検索を使う

検索キーワードはパスワードやユーザ名のように重要ではないかもしれませんが、何を検索しているかを他人に知られるのは気分のいいものではありませんよね。Googleを使っている事自体は隠せませんが、何を検索しているかはデジタルの鍵で保護されます。

 google検索はhttps

 

 

  1.  共有オプションを無効にする

WindowsでもMacユーザーでも共有オプションを有効にしていると同じネットワークに接続している他のパソコンに名前が表示されます。名前が表示されるだけでなく、他のユーザに共有フォルダの内容を閲覧される可能性があるので、公共のWi-Fiに接続するときは共有オプションを無効にしたほうが安全です。

 

シェアリングオプション無効

 

 

  1.  オンラインバンキングやクレジットカード入力は行わない

上記の対策をとっても公共のWi-Fiが家庭内のネットワークよりも危険であることには変わりはないので、重要な情報の入力は避けたほうが安心です。どうしてもオンラインバンキングやショッピングをしなければならない場合は、以下のVPN又はSSHを使ってください。

 

 

5. VPN又はSSHを使う

詳しい解説は割愛しますが、これらの方法は公共のWi-Fiから直接インターネットにアクセスせずに、予め設定したサーバーを経由してインターネットにアクセスします。外出先にいながら家庭や会社のネットワーク内でインターネットをするのと同じ環境になるので、何も心配せずにインターネットができます。VPNのサービスはほとんどが有料で、SSHはウェブサーバーの知識を必要とするので普通のユーザには敷居が高いかもしれません。

 

 

6. スマートフォンのテザリングを使う

公共のWi-Fiがどうしても心配な場合は、スマートフォンのテザリングを使ってインターネットに接続する方法もあります。使い方によってはスピードとデータ容量の制限があるかもしれませんが、公共のWi-Fiよりも携帯のネットワークのほうが安全であることは確かです。テザリングについての解説はこちらから

 

以上公共のWi-Fiを使うときに気をつけるポイントについて解説しました。公共Wi-Fiでは、VPN又はSSHを使わない限りは、誰かに閲覧しているサイトを盗み見られる可能性があります。それを理解した上で少しでも安全に利用するためには、ウェブアドレスに「https」の表示があるかどうかを確認して下さい。動画以外であれば、容量に制限があるスマートフォンのテザリングも有効な方法です。ノートパソコンを使うことを想定して書きましたが、3番の共有オプションの無効化以外は全てスマートフォンやタブレットにも同じことが言えます。次に公共のWi-Fiに接続するときには上記のポイントを思い出して使ってみてください。

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