電卓の要約写真

誰も教えてくれない電卓の機能

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「197×19+13×12+4+31×13-81」この計算を途中計算結果を書き留めずに電卓だけでできますか?電卓を使い慣れた人にとっては単純な計算問題ですが、そうでない人は途中結果を暗記するのが面倒だと思うでしょう。電卓は使い方を教えてもらわなくとも大人になるとなんとなく使えるようになるので、改めてその機能を学ぶ機会がありません。よく電卓を観察してみるとブランドにかかわらずどの電卓にも「M+」とか「MRC」とか同じようなアルファベットが並んでいるのに気づきます。この数字以外のキーに注目すると、冒頭の計算を簡単に解くための便利な機能が隠されています。

 

 

意外と使われていない数字以外のキー

AC All Clear

これは大体わかると思いますが、計算式及び結果を全て消します。次のCと間違えないように注意してください。

 

C Clear 

直前に入力した数字を消す。例えば、12+23+43-15+69と入力したいのに最後の69を96と間違って入力してしまった場合、Cを押すと96だけがクリアされるので69と打ち直せば答えが出ます。ACを使うと入力した計算式は全て消えるので、始めから入力し直す必要があります。

 

CE Clear Entry

ACキーがない電卓ではCがACの機能を果たし、CEがCの機能を果たします。

 

▶ 桁下げキー

これは存在さえ気づいていない人が多いかと思いますが、パソコンのバックスペースキーと同じで、入力間違えをした数字を桁が小さい方から1つづつ消せます。

 

例えば、456326759と言う数字の最後の9を6と打ち間違えた場合、Cでは全部打ち直しになりますが、桁下げキーなら6を消して9と入力するだけで済みます。

 

「M+」と「M-」 Memory

計算結果をメモリに加算又は減算します。以下の様な計算の時に掛け算の答え別々に紙に書いて、それを最後にたし引きしていた人にはすごく嬉しい機能です。

15 x 14 + 13 x 4 – 39 x 2

 

例えば、次の様に入力するとそれぞれの積がメモリ上で加減されます。

15 x 14 M+ 13 x 4 M+ 39 x 2 M-

 

MR  Memory Recall

メモリ・リコールでM+とM-で計算した答えを表示します。以下のように入力すると184(210+52-78)という答えが出ます。

 

15 x 14 M+ 13 x 4 M+ 39 x 2 M- MR

(210をメモリに加算、52をメモリに加算、78をメモリから減算、答えを表示)

 

 

MC Memory Clear

メモリに記憶された数字を消去します。新しい計算を始める前にメモリをクリアしないと、計算狂うので気をつけてください。電卓によってはACでメモリもクリアできるようです。

 

 

MRC 計算機によってはMRとMCを合わせてMRCボタンとしている物もあり、その場合は1回押すとMRで2回押すと次のMCになります。

 

GT(総合計) Grand Total

これはM+とMRの組み合わせと同じ機能で、計算結果を順次加算して最終的な総合計を表示します。例えば、(15 x 14 + 13 x 4 + 39 x 2 )の計算は以下の様に入力します。

15 x 14 =

13 x 4 =

39 x 2 =

GT

 

「=」を押すたびに自動的に総合計に加算されるので、総合計を見たい場合はGTを押して答えを出します。GTは計算に影響しないので、計算の途中(15 x 14 + 13 x 4)でGTを使って総合計(262)を確認後に、続けて「39×2=」 「GT」と入力しても答えは同じ340です。GTは加算のみなので、減算をする場合はメモリを使って計算する必要があります。


以上が家庭で使う安い電卓やパソコンの電卓などほとんどの電卓についているキーの意外と便利な機能です。メモリとクリアキーの機能を知るだけで、かなり電卓の使い勝手がアップすると思います。ここで紹介した機能以外にも比較的値段の高い電卓には多くの便利な機能がつめ込まれています。この機会に是非持っている電卓の、数字以外のキーを触って便利な機能を試してみてください。ちなみに冒頭の計算式の答えは「hack(4225)」です。では「2233」は文字に置き換えると何でしょう?わかった方はコメント欄にどうぞ。

Daisuke Sadamori
建築とテクノロジーに情熱を燃やすデジタルデザイナー。デザインとITを使って地方の持つ魅力を引き出し、人と人をつなぐことで地方の活性化に貢献することを目標にしています。 一時期小笠原に住んでいたせいなのか、田舎の古民家で半自給自足的なサステイナブルな生活に憧れています。単純な田舎ぐらしというよりも、Arduinoなどを使った「モノのインターネット」を上手く活用して少しハイテクな次世代の田舎暮らしを模索したいと思っています。

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