おすすめのiPadのイメージ

おすすめのiPadはずばりコレ、究極のiPad購入ガイド

Daisuke Sadamori

最終更新日: 2019.12.10

日本を含む世界のタブレット市場を独占しているiPad。実際、iPadは、価格、機能、使い勝手のすべてにおいて他の製品を圧倒していて、筆者もタブレットなら迷わずiPadをおすすめしています。

 

iPadが2010年に初めてリリースされたときは、iPadの種類は1つしかなかったので、選択はシンプルでした。しかし、現在販売されているiPadは、大きく分けて全部で4種類あり、スクリーンサイズとCellularモデルを考慮するとなん28種類もあります。

 

  • iPad Pro(11インチ、12.9インチ)
  • iPad Air
  • iPad
  • iPad Mini

 

ここまで種類が多いと自分にあったiPadを選ぶまでに疲れてしまいますよね?そこで、まず、利用目的の異なるユーザ別におすすめのiPadを紹介。その上で、各iPadモデルの注目すべき違いと、選択するときに検討すべき特徴について詳しく解説します。

 

検討項目は5つ・想定ユーザは3種類で考えていきます。

 

検討項目

  1. Wi-Fiモデル vs Cellularモデル
  2. 本体サイズ・重さ
  3. ストレージ容量
  4. 値段・機能

 

想定ユーザ

  1. 通常ユーザ(家庭用)
  2. プロ・ヘビーユーザー(特に画像・ゲーム関連)
  3. 携帯性重視ユーザ

 

おすすめのiPad

たくさんのiPadの中で筆者のおすすめのiPadはこれです。

 

通常ユーザ ⇒ 標準のiPad

Wi-Fiモデル 

32GB

プロ・ヘビーユーザー ⇒ 11インチ

iPad Pro

Wi-Fiモデル

64GB~

携帯性重視ユーザ ⇒ iPad Mini

Cellularモデル

64GB

 

通常のユーザには、単純に一番安い標準のiPadが最適です。iPadのよいところがすべて詰め込まれてるのに値段が他のモデルに比べて圧倒的にやすいからです。

 

プロ・ヘビーユーザには、処理能力が高く最新のスクリーン技術を搭載した11インチのiPad Proがおすすめです。最新のテクノロジーをタブレットとして使いやすい大きさに収めた点が素晴らしいです。

 

携帯性重視ユーザは、持ち運びやすさを考慮するとおのずとCellularモデルのiPad Miniを選ぶことになるでしょう。

 

おすすめのiPadを簡単に紹介したところで、上記3つのモデルをすすめる理由について4つの検討項目ごとに詳しくみていきましょう。

 

検討項目

1.Wi-Fiモデル vs Cellularモデル

Cellularモデルは、iPhoneと同じようにSIMカードを挿入することで、Wi-Fiがないところでも携帯電話と同じ感覚で使えます。

 

便利そうなCellularモデルですが、Wi-Fiモデルより1万5000円(Proモデルは1万7000円)値段が高いだけでなくスマートフォンとは別にSIMカードを用意するコストもかかります。

 

スマートフォンユーザは、テザリング(パーソナルホットスポット)が使えるので、余計にお金を払ってまでCellularモデルを選ぶ理由はありません。

 

Wi-Fiモデルを選びましょう!

 

あえてCellularモデルを選ぶとすれば、メインの携帯がガラケーで、かつiPadを外出先でスマートフォンのように使いたい方だけです。

 

また、あえてCellularモデルを選ぶ場合は、携帯性を重視するということでしょうから選択すべきモデルはサイズの小さいiPad Miniということになります。

 

2.本体サイズ・重さ

iPadは大きく分けて3つの重さと大きさがあります。

 

モデル名 本体寸法(mm) 本体重さ(g)
iPad Pro 12.9インチ
iPad, iPad Air & iPad Pro 11
280.6 x 214.9 x 5.9  631
iPad Pro 11インチ

iPad Air

iPad
iPad, iPad Air & iPad Pro 11

約250 x 175 x 6.1

 

456~483

 

iPad Mini

iPad Mini

203.2 x 134.3 x 6.1 300.5

 

※3つのモデルで数ミリの違いあり。

 

数字は意外とわかりづらいので感覚的に表現すると、次のようになります。

 

iPad Pro 12.9インチ

  • 片手では持てない、机・ひざ置きが基本
  • 2人でも違和感なく動画を見られる大きさ

 

iPad、 iPad Air、 iPad Pro 11インチ

  • 大人の男性がギリギリ片手で持てる重さ
  • 1人で動画を見るのにぴったり
  • カップルならギリギリ2人で動画を見られる大きさ

iPad Mini 

  • 大人の男女共に片手で持ちやすい重さ
  • 外出先で暇つぶしに動画を見るには十分
  • 家でみる場合は1人用としても小さい

 

つまりサイズに関しては、

 

 

12.9インチのiPad Pro ⇒ 室内でパソコンのかわり
その他のiPad ⇒ シーンを選ばない
iPad Mini ⇒ 携帯専用

 

というふうに考えられます。

 

3.ストレージ容量

iPadはパソコンと違って後から記憶容量をつけたすことができないので、購入前にきちんと考慮したい要素です。とりあえず大きな容量のものを買う方もいますが、大抵の方は実際のところ最小のストレージで十分です。

 

標準のiPadの最低ストレージ容量は32GB、その他のiPadの容量は64GBとなっています。その容量すべてをユーザが使えるわけはなく、iPadのシステムが使う容量(~8GB程度)を引いた数になります。ユーザが使える容量は、32GBで24GB、64GBで56GBです。

 

例えば24GBのうち4GBを残して使うパターンを考えてみましょう。20GBのデータはこれだけの容量になります。

 

  • 写真 13,000枚
  • 本  20,000冊~
  • 動画 150~330分
  • 映画 13本~

 

写真と本はかなりの数ですが、動画や映画は少ないと感じるかもしれません。

 

しかし、現在はGoogleフォトなどの無料のクラウドストレージに写真だけでなく動画も保存が可能です。また、映画についてもストリーミングがあるので、iPadに何本も映画を保存しておく理由は見当たりません。

 

そのように考えると、ほとんどのユーザには最低限のストレージ容量である32GB・64GBのモデルがよいでしょう。

 

ただ、次のような使い方を考えている場合は、より大きな容量のiPadが必要になります。

 

  • 続けて2時間以上の動画を撮影し、編集もiPadで行う
  • ネット接続が不安定なため、映画は常にダウンロードしてから見る
  • プライバシーの観点からクラウドストレージを使わない

 

値段・機能

iPadは機能や大きさ以上に値段の差が大きい製品です。

 

標準のiPadが約35,000円であるのに対して、12.9インチのiPad Proはその3倍の値段です。画面の大きさによる違いもありますが、とうぜん機能的な違いもあります。

 

違いは大きく4つです。

 

  • ディスプレイ
  • カメラ
  • チップ(CPU/GPU)
  • 認証方法(顔認証 vs 指紋認証)

 

ディスプレイ

ディスプレイに関しては、画面の色自動調整と反射防止機能の2つが大きな違いです。

 

画面の色自動調整機能は、AppleがTrue Toneディスプレイと呼んでいる機能で、まわりの光の色にあわせてディスプレイの色を自動調整します。

 

具体的には、夕方のオレンジ色の光の中で白い砂浜と青い海の写真ををみたときに、全体がオレンジ色ではなく元の色により近い色で見えるように表示してくれる機能です。写真の編集や選択のさいに役に立ちます。

 

反射防止機能については、文字通り画面の反射を抑えることで、ディスプレイをより見やすくする技術です。昼間の屋外など、反射しやすい環境で使うときには、うれしい機能です。

 

どちらの機能もあればうれしい程度で、金額の差を埋めるほどの価値を見出すのはむずかしいでしょう。

 

カメラ

カメラはiPadの最大の魅力の1つだと考える方も多いと思います。モデルごとの差がはっきりしているので、写真と動画の質にこだわる方は要確認。

 

まず、標準のiPadとその他のiPadのカメラの大きな違いは、自撮り用のカメラ(FaceTimeカメラ)の解像度の違いです。標準のiPadが1.2メガピクセルに対してその他のiPadは7メガピクセルのカメラが搭載されています。

 

数字だけでは差がわかりづらいともうので、テレビの画面と比較してみましょう。

 

機器名 解像度
標準のiPad 1.2メガピクセル
フルハイビジョン・テレビ 2.1メガピクセル
その他のiPad 7メガピクセル
4Kテレビ 8.3メガピクセル
8Kテレビ 33.2メガピクセル

 

写真は、表示画面よりも大きなピクセル数が必要なので、フルハイビジョン・テレビで自撮り画像を楽しみたい方は、標準のiPad以外を選択ということになります。

 

次に、ProモデルとiPad Airについてですが、いくつかある違い中で重要なのは

 

  • 4Kビデオの撮影
  • ポートレートライティング

 

の2つの機能です。

 

4Kビデオの撮影が可能なデジタルカメラの本体が、少なくとも8万程度かかることを考えれば、タブレットで4Kビデオを撮影できるのは画期的なことですよね。また、ポートレートライティングは、写真屋にいって撮影したような照明を可能にしてくれる機能です。

 

カメラの機能を重視するのであれば、11インチのiPad Proは格安です。ただ、iPhoneも所有しているユーザは、おそらく撮影はもっぱらiPhoneでしょうから、あまり重要なポイントではないかもしれません。

 

認証方法

iPadのユーザ認証は指紋認証(Touch ID)と顔認証(Face ID)の2つがあり、ProモデルのみにFace IDが搭載されています。

 

Face IDは技術的にはSF映画のようで興味をそそられますが、使い勝手という点ではTouch IDとの差はほとんどありません。ただ、認証の誤認が起こる確率(セキュリティレベル)に関しては、Touch IDの5万分の1に対して、Face IDは100万分の1という大きな違いがあります。

 

しかし、セキュリティレベルと値段の差の両方を考えると、重要な機密情報を取り扱うような場合を除き認証方法の違いのみでProモデルを選択することはないでしょう。

 

 

チップ(CPU/GPU)

iPadの頭脳ともいえる各モデルに搭載されているチップは、数字上大きな違いがあります。

 

各モデルに搭載されているチップは表のとおりです。

 

標準のiPad A10 Fusion
iPad Air & iPad Mini A12 Bionic
iPad Pro A12X Bionic

 

AppleによるとA12X Bionicチップは、A10X Fusion(A10 Fusionの進化版)よりも最大90%速いそうです。しかし、現実的には、通常のブラウジングや動画視聴などで、iPad Proと標準のiPadの間で大きな違いを感じることはないでしょう。

 

違いを感じるとすれば、GPUを最大限に使う最新のゲームや一眼レフカメラで撮影した高解像度の写真の処理のときなどです。

 

いいかえれば、画像関係のプロやゲームのヘビーユーザー以外は、iPadのモデルを選択するときにチップの性能を気にする必要はありません。

 

まとめ

以上、利用目的の異なる各ユーザにおすすめのiPadの紹介と、各モデルの選択のさいに検討すべきポイントについての解説でした。

 

まず、すべてのモデルに共通しているのは、基本的に一番小さいストレージ容量のモデルがおすすめという点です。容量の追加ができないため、お店では大きな容量をすすめられることが多いのですが、ほとんどの方が使わないで終わります。どうしても足りなくなったら、クラウドストレージをうまく利用しましょう。

 

次に、Wi-FiモデルとCellularモデルのどちらを選択するかについては、基本的にはWi-Fiモデルが正解です。スマートフォンのテザリングを使えばよいので。Cellularモデルはガラケーユーザ用と割り切りましょう。

 

最後に、上記をふまえて、多くの方におすすめするのは、Wi-Fiモデルの標準のiPadです。安かろう悪かろうという言葉はiPadにはまったくあてはまりません。

 

iPadですから。

 

プロ・ゲームヘビーユーザーには、最新のチップを搭載したWi-Fiモデルの11インチのiPad Pro。グラフィック性能を最大限に使う用途では、Proという名前がつくだけの機能を発揮します。

 

そしてiPadをデカイiPhoneのように使いたい方には、CellularモデルのiPad Mini。女性でも片手でモデル小さいサイズなので、移動中に使いやすい大きさです。小さくても標準のiPadよりも強力なチップが使われているのでゲームもガンガンできます。

 

iPad購入のときにぜひ参考にしてください。

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Daisuke Sadamori

デザイン・テクノロジー・データの3つが大好きなデジタルコンサルタント。 日々の生活や仕事の中で、この3つをどうやってうまく使っていくかを常に模索しています。

ついでに料理は作るのも食べるのも好き。最近のお気に入りは、低温調理と常備菜。ちなみにエスプレッソマシンは全自動。