ダンボール燻製器要約写真

使い勝手と機能は十分、ダンボールで作る自作燻製器のデザイン

Daisuke Sadamori

最終更新日: 2019.12.13

「美味しいワインとほどよく燻製されたチーズ。これが私の週末の楽しみです。」

 

こんなセリフを言えたらとても素敵じゃないですか?

 

お店で良いワインとチーズを楽しむのも良いですが、自宅でワインを飲みつつ、美味しい燻製を作るというのもまた他では味わえない楽しみがあります。

 

燻製と聞くとなにか大変そうな感じがするかもしれませんが、実はとっても簡単です。本格的にやる場合はちゃんとした燻製器をお店で買うのもありですが、ちょっと試しにという方にはダンボールで燻製器を自作するのがおすすめ。

 

燻製=火気なのに紙?と心配するかもしれませんが、燻製器の役割は煙を逃がさないようにするだけなので大丈夫です。では早速、燻製器の作り方を見ていきましょう。

 

材料・道具

  • ダンボール箱(横型:W31 x L40 x D31、縦型:W31 x L31 x D40 cm 以上が目安)
  • 1cm角又は直径の木材2本(支持棒)
  • バーベキュー網
  • ガムテープ
  • カッター

 

 

基本デザイン

燻製器は密閉された箱の中に食材を置く場所を確保すれば良いだけなので、最も基本的なデザインは以下の図に示した「縦型」と「横型」の2つのバリエーションが考えられます。

 

どちらの型も支持棒の上にバーベキュー網を乗せ、ガムテープで蓋を閉じるだけのシンプルなデザインです。ベーコンなどをS字フックに掛けて燻製する場合は、引っ掛け棒を2本の支持棒の真ん中に追加してください。

 

また、煙を出すためのスモークウッド(別名チップ)は底の部分に設置しますが、特に横型は熱でダンボールが燃えないように銀皿やアルミホイルの上に乗せる必要があります。

 

縦型

自作燻製器 縦型デザイン

 

横型

自作燻製器 横型デザイン

 

ちなみに縦型についているスモークウッド確認口は、煙を逃すことなくウッドの火が途中で消えていないことを確認するために使います。横型は前面の蓋半分を開けて確認します。

 

 

デザインの選択

どちらの型を選択するかは手に入るダンボールと網の大きさで決めます。バーベキュー網はオンライン、またはホームセンターなどで購入できる安いものを使います。探してみるとわかりますが、バーベキュー網のサイズは縦横が30cm以上のものがほとんどです。

 

ダンボールはこのバーベキュー網がすっぽり入る寸法の物を選び、網が入る向きにより横型か縦型を選びましょう。

 

通常ダンボールは横に長い箱は浅いものが多く、逆に深さがある箱は幅や長さが短いものが多いので、ちょうど良い大きさの物を見つけるのには意外と苦労するかも知れません。見つからない場合は次のカスタムデザインを参考にしてください。

 

 

カスタムデザイン

筆者は燻製器内の温度を低く保ち(冷燻と呼ぶ)半熟燻製玉子を作りたかったので、より*体積の大きい燻製器を作る必要がありました。そこで縦型を採用し、同じ大きさの箱を1つのモジュールとして必要な数だけ積み上げていくデザインにしました。

 

*冬場にエアコンをつけても大きな部屋はなかなか温まらないのと同じ原理。

 

半熟燻製卵の作り方は、こちらの記事で紹介しています。

 

黄金に輝く半熟くんたま

 

自作燻製器 モジュラーデザイン

 

 

ダンボールは深さのある1.5リットルのペットボトルが6本入るもの利用。箱のサイズが小さくバーベキュー網の長辺が入らなかったので、側面に切れ込みを入れて、網を差し込みダンボールの両端で支える方法にしています。

 

また、網を2段にしたので、食材の投入口を各箱に設置。S字フック用の支持棒は、あえて設けず、網に直接引っ掛けて使うシンプルなデザインになりました。

ダンボールを使った自作燻製器

 

設置場所とスモークウッド

燻製器を庭などの地面に設置する場合は特に心配ないですが、ルーフテラス等でやる場合は熱によるデッキの変色の可能性があるので、レンガやコンクリートブロックなどの上に設置します。

 

スモークウッドは一度ガスコンロなどで火をつけてから銀皿に置き、炎を吹き消してから燻製器の中に設置。一度火がつけば、通常は炭のようにゆっくり燃えて煙を出し続けます。もし燻製器から煙が出てこないようであれば、確認口から火が完全に消えていないこと確認してください。

 

燃えているスモークウッド

 

まとめ

ダンボールで気軽にに作れる燻製器の作り方を紹介しました。必要な材料が少なく簡単に作れるので、自宅用だけでなくバーベキューやキャンプの時にも即席の燻製器として活躍します。しっかりとガムテープで隙間をふさげば、お店で購入する金属製の燻製器と同じくらい煙の漏れにくいものができます。

 

長時間燻製すると本格的なベーコンなども作れますが、おすすめはチーズ、ソーセージ、ゆでたまごなど、酒のツマミになるものを軽く一時間ほど燻製する方法です。

 

簡単なのにおどろくほど深い味わいが出て、普段飲まない人でもワインやビールが飲みたくなるほどです。いつでも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

 

燻製器が完成したら、こちらの記事で紹介している自家製ベーコンがおすすめです。

 

自家製ベーコンの作り方

シェア

hatena bookmark

ディスカッションに参加

daisuke avatar
Daisuke Sadamori

デザイン・テクノロジー・データの3つが大好きなデジタルコンサルタント。 日々の生活や仕事の中で、この3つをどうやってうまく使っていくかを常に模索しています。

ついでに料理は作るのも食べるのも好き。最近のお気に入りは、低温調理と常備菜。ちなみにエスプレッソマシンは全自動。